ユーロドルは今後のトレンドを決める重要な分岐点

ユーロドル
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安値を更新し、1.07台へ突入したユーロドルですが、下落は続かず、反発も弱く方向感が読みづらいです。下落ムードが強いですが、安値づかみのリスクも大きいです。チャート分析から今後のトレードプランを立てていきます。

チャート分析

月足長期チャート

月足を長期で分析し、長期のレジスタンスとサポートを確認していきます。

2008年と2014年の高値を結んだ長期のレジスタンスラインを上抜け、上昇トレンド開始に見えたものの、上抜け後の戻りでサポートとならず下落が続いています。

2014年と2018年の高値を結んだラインを加えると、3月に割っていますが、下ヒゲで実体では抜けていないです。4月は1.096に位置してるので、月足で1.096を上回って引けるかが重要なポイントになります。

2000年と2017年安値を結んだサポートラインです。こちらも3月に割っていますが、下ヒゲで実体では抜けていないです。4月は1.101に位置しています。月足の引けで1.101を上回れば、サポートが機能している可能性が高まります。

1.101より下で引ければ、下落トレンドへ突入の可能性が出てきます。その場合は、このラインがレジスタンスとして機能するかの見極めが必要です。

2017年と2020年の安値を結んだラインを加えると、サポートが機能しているように見えます。今月に一時割っていますが、反発しています。サポートとして意識されていると見受けられます。月足で1.083を下回って引けると下落トレンドの可能性が大きいです。

長期ラインを残したまま月足を拡大したチャートです。2つの水平線を引いています。月足で1.083を下回って引けると下落トレンドスタートです。逆に月足で1.101を上回って引けると長期のサポートが機能して、上昇トレンドに戻る可能性が高まります。

現状はやや下落ムードですが、方向がはっきりするまでは1.08~1.10で乱高下するのではないでしょうか。月末に1.101付近で落ち着けば、結論は5月に持ち越しで方向感がない状態のままになりそうです。

週足チャート

週足を見ると1.16-1.24でもみ合い、中間の1.20が節目になっているのがわかります。800pipsのレンジとなり、1.16から下に移行すると1.12付近へ400pipsほどの急落となり、1.12割れでは1.08付近へ急落しています。同じく800pipsのレンジで400pipsが節目になっている可能性があります。

1.16-1.24も長期間もみ合っているので、1.08-1.16も長期のレンジになる可能性も感じます。短期的には1.08-1.12の動きになりそうです。しかし、1.07台への下落もあったので、レンジではなく、すでに下落トレンドへ突入している可能性もあります。

長期チャートからも1.08を割ると下落トレンド開始が読み取れるので、月足の実体で1.083を割ると1.04が見えてきます。

今後のトレードプラン

月足の引けを確認して方向感を決めますが、下ヒゲとはいえ、サポートを割ってきているので下落トレンドに入っている可能性を感じます。レンジだとしても1.12はしばらく越えそうにないので、損切りを1.12に置いて売っていきます。

短期的にはロングとショートの攻防が1.08-1.10でありそうなので、1.08付近ではロング、1.10付近ではショートで回転させていきます。1.094-1.096あたりはもみ合いがあったので、短期トレードでは重要な節目とみています。

買いは下抜け失敗か、1.12を越えて上昇を確認してから入ります。もしくは下抜け後、1.06付近の反発狙いで入るか、1.04付近へ到達後、1.03に損切りを置いて逆張りで入ります。

【DMM FX】入金

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