ドル円は短期間で急上昇した後、もみ合っていて、短期的には上へ行くか、下へ行くかの見通しが難しくなってきました。トレンド継続で、このまま上昇するのか、急上昇の調整に入るのか、重要な節目です。ドル円の今後の予想・見通しをチャートや政治経済の動向から分析しました。
ドル円チャート分析
長期トレンドを上抜けしての上昇なので、長期では上方向で見ています。世界情勢的にも金利差で円売りの方向です。利益確定による円の買い戻し以外での円買い要因が出るまではこの見通しを続けます。
4月23日からのチャネルラインを10月11日に上抜けしているので、新しいチャネルラインを形成しているのであれば、117.0あたりまで上昇の可能性を残しています。
一方で、上抜けしたチャネルラインがサポートとして機能するのかを確認したいところです。113.0あたりのサポートを下抜けていくと、114ミドルは過去のレジスタンスにもなっており、上値の重さもあり、調整ムードが高まります。
109.119(9月22日安値)から114.699(10月20日高値)まで上昇の23.6%戻しは完了しており、その付近でドル円の買い支えが入っています。上値をじりじり下げているので、113円を割ると38.2%戻しの112.6付近までの調整と見ています。
今後のトレード
まずは突破したチャネルラインがサポートとして機能しているかを確認してトレードしたいので、113.0割れに損切りを置いてロングで考えています。ただ、調整の雰囲気がプンプンするので、できる限り113.0に近いところでロングを狙いたいところです。
113.0あたりのサポートを割ったら、112.6あたりまでの調整と見ているので、112.4に損切りで再度ロングで挑みたいところです。110~115のレンジになる可能性もあるので、110割れまではロングで考えています。
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